【日本の文化】七夕

2021.04.28

【日本の文化】七夕

みなさん、“七夕”って知っていますか?

「たなばた」と読みます。

 

七夕は、7月7日の夜に星を祭る年中行事です。
七夕のルーツは、中国から伝わる星伝説にあります。

みなさんは、織姫と彦星の話を聞いたことがあるでしょうか?

一般的なあらすじは、
結婚によって全く仕事をしなくなった織姫と彦星に怒った天帝が、
天の川によって2人を離れ離れにしたというものです。

そして、天帝は、仕事に真面目に励むことを条件に、年に1度だけ、
7月7日に2人が天の川を渡ることを許したとされています。

 

みなさん、夏の大三角形は知っていますか?

夏の大三角形は、夏の夜空に輝く、「ベガ・アルタイル・デネブ」
の3つの星から成り立っています。
このうち、ベガが織姫、アルタイルが彦星です。

ベガとアルタイルの間に天の川が流れています。

ちなみに、天の川というのは、
夜空に帯状に見える無数の恒星の集まりです。

このように、天の川を挟むようにして光り輝くこの2つの星は、
7月7日の七夕の日だけ、
天の川を渡って逢うことができる、
そんな伝説が語り継がれています。

 

そして、中国で「乞巧奠(きっこうでん)」という儀式が
行われるようになりました。

この儀式では、七夕伝説の織姫と彦星の逢瀬を祝い、糸や針の仕事をする女性に対して、手芸やはた織りなどの技術の上達を願います。

 

この儀式が日本に伝わり、七夕という行事ができました。

 

しかし、なぜ「たなばた」という名前がついたのでしょうか?

これは日本古来の「棚機つ女(たなばたつめ)」の伝説に由来します。

「棚機つ女」とは、神様を迎えるために、棚機と呼ばれる機織り機で神様に捧げる神御衣を織りあげる女性の話です。

 

中国の星伝説や乞巧奠(きっこうでん)と

日本の棚機つ女(たなばたつめ)が結びつき、

七夕と書いて、「たなばた」と読むようになりました。

 

七夕では、短冊に願い事を書き、笹の木に吊るします。

この風習は江戸時代から始まりました。

当時は書道など技芸の上達を願うものが多かったと言われています。

また、あまり知られていませんが、
短冊の色にはそれぞれ意味があります。

赤は火、青(緑)は木、黄は土、白は金、黒(紫)は水を指します。

赤色:親や先祖への感謝を表すという意味がある
   両親や親族に関する願い事に適している

(緑):成長、人間力を高めるという意味がある
      自分自身の成長を願うのに適している

黄色:信頼や誠実を意味する
   人間関係の向上や良い関係の継続を願うのに適している

白色:義務を守る心を意味する
   自分の決め事を書くのに適している

(紫)色:勉強に関する意味がある
      学業の向上や資格取得などの願い事が適している

 

七夕は、中国と日本のミックスカルチャーだとわかりましたね!

みなさんもどこかで短冊を見かけたら、
ぜひ願い事を書いてみてください!

願い事が叶うかもしれませんよ♪